小説

『マスカレード・ナイト』東野圭吾




おもしろすぎました。

一時期東野圭吾ばかり読んでいて、しばらく離れて、久しぶりに読みましたが、どんでん返しのプロですよね。
しかも、物語も終盤だな、と思ってからの無理のない、でも想像を絶する種明かし。

本の帯に、お客様は仮面をかぶっているとか、騙されるな、とか書いてあって、誰かが誰かを騙していることがわかりきっている作品なのですが、それでも読み進めていてえ??そんな騙し方ある??と思ってしまいます。

映画は明日公開ですね。

来月から有休を取れるようになるので平日の日中、空いてそうな時間に行こうかなあ。

ホテルマンの、いい意味でのプライド、誇りが描かれていて、それも読んでいて気持ちいい理由の一つなのかもしれません。

おもてなしって、こういうことをいうんだなあ、と学びがあります。

お客様に無茶を言われることって、世の中のほとんどの人が経験していることなのだと思います。
人によってはそれが嫌で社内の管理業務を選んだり、それでもお客さんと接する仕事がしたい私みたいな人間もいたり。

ちょうど昨日お客様から電話があり、若干の無茶振りで、社内で相談したらお金をもらおう!という声も上がりました。
悩ましいところではあるなあと思いつつ、ここでお金を請求すると、短期的には損をしなくていいかもしれないけど、長期的にいい関係を築いていくことはできないんだろうな、と思いました。

仕事においてボランティアを肯定することは決してありませんが、最初のちょっとの努力で長期的に案件をもらえるようになるのならそれがコスパが良いのだと思います。




 

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