生き方

『毎日が退屈なOL 夢に全力なOL ~毎日が退屈だったOLの私が30代半ばで夢を見つけて日々を充実させていった方法』河合 麻衣




自分と向き合う

何が好きで、何をやりたくて、何を楽しいと思うのか。
漠然と毎日を過ごしていたら、上記について聞かれた時にパッと答えられないかもしれません。

数年前に、やたらいろんな人に勧められて夢100リストを作り始めました。
なかなか100こもやりたいことを書き出すのは難しく、夢の数は知識の数に比例すると言われました。

確かに、知らないことを目指すことはできないな、と思い、いろいろなことに興味を持つと同時に、自分にはあんなことできない、などの思考のバリアを外すことを意識して過ごしました。

そうすると、今まで何度も聴いたことのある曲を、初めて、私も弾けるようになりたい、と思ったりして夢が広がっていきました。

でも、あと数個で100というところまで来た時、全部消しました。

100にするために書いたものを振り返ってみたら、今となっては大してほしくないブランド品や、必要のない家の装備などがたくさん書かれていて、お金を稼いでもこんなものと交換されるなら稼ぐために努力する必要なんてないな、と思ったからです。

物欲よりも、やりたいことをやり、なりたい自分に近づく欲の方が大きいなあと気付いた瞬間でした。

私もサラリーマンですが、きっと著者は私なんかよりもっと多忙なサラリーマンで、自分の夢を追いかけるのに使える時間は週に一日程度とあり、でも夢があるからこそ他の6日間も楽しく健康に生きられるのだろうな、と思いました。
私はまだまだがんばり度が足りないな、と思います。




 

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