なんでもやってみる→なんでも知っている
頭がいいから、器用だから、才能があるから、何かに精通しているわけではなく、まずはやってみようという気持ちがあるからこそ、その分野に詳しくなれ、「なんでも知っている」人になれるのだと言います。
私はあまり深く考えずいろんなことに手を出してみるタイプで、そのためにいろんな楽器ができたり、音楽だけでなく水泳や習字、バレエ、大人になってからも韓国語や最近だとドイツ語に手を出したりしています。
継続することは難しいかもしれませんが、やってみることにはなんの障壁もなくて、やりたいと思うのならやればいいだけでは、と思います。
仕事は『感動』で選ぶ
自分がお客さんとして感動したことを仕事にして、自分が受けた感動を今度は人に伝えたいと思った時に、自然な形で商売ができるそうです。
私は今営業職ですが、組織の課題を解決していく組織コンサルタントになりたいと思っています。
今の仕事をそのまま続けていれば楽なのですが、全く楽しくなくて、自分が楽しめる仕事は組織コンサルタントなのかも、と思い、社長に話して、それを事業にしていこうという話をしています。
私が何か『感動』の経験をもとにこれをやりたいと思ったのかと言われると、特にそのようなエピソードは思い出せませんが、組織の課題については常に意識していたし、そのために自分にできることは何かと考え、後輩たちの相談相手になっていたような気がします。
そして、もっと力になれる相談相手になりたいという想いから、コーチングに興味をもち、今、育成プログラムで勉強させてもらえていて、ここで学んだことを組織コンサルの事業にも活かしたい、と、なんとなく、繋がっているのだと思います。
ここで取り上げているのはほんの一部ですが、読み進めるに連れて、本当にすごい教えがつ詰め込まれた本だなと思います。