ビジネス本

『僕はいかにして指揮者になったのか』佐渡裕-とりあえず飛び込んでみる姿勢の大切さを学ぶ

佐渡さんの本を初めて読みました。
指揮者になるための教育を受けたわけではなく、どんどんチャレンジしてきた結果が今なのだと。
27年前の本ですが、今より海外への渡航はハードルが高かったのではないかと思います。

昔ほど、人の目は気にならなくなりましたが、この本を読んでいると、コンサートの前後に楽屋口付近に行ったり、こっそり会場に忍び込んでこってり叱られたりと、マネできないなあ、と思うこともありました。

履歴書に書くことがないからビデオを送り、それが審査員の目に止まって道が開けたりと、一見逆境と思われるようなことをチャンスにつなげてらっしゃるのが、素晴らしいなと思いました。
世の中の、成功されているように見える方にはコンクールなどの輝かしい実績が多く紹介されていたりしますし、佐渡さんのプロフィールも今見るとコンクールの優勝歴が複数記載されていたりするのですが、師匠との喧嘩やオーケストラとの確執など、苦労という言葉では言い表せないようなこともたくさん経験されていることを知ることができました。

前も書いたかもしれないですが今の弦分奏のトレーナーの先生が苦手なのですが…みんなはタメになると言って練習に前向きに参加しているし、自分の感情は一旦おいておこうと思いました。
苦手なところに目を向けるのではなく、いいところを見つける人でありたいです。

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