小説

『ラプラスの魔女』東野圭吾-今まで読んだ作品の中で一番面白い。




結構分厚いのですが、映画を観ているように、どんどん読み進めることができました。
タイトルも印象的でずっと気になっていて、先日図書館で見つけたので借りてきました。
さすがのどんでん返しで飽きないし、話の内容も専門的な話も出てきますが難しすぎず、程よい刺激を受けることができました。

登場人物が多いですが、それぞれにちゃんと意味があって、それぞれが違うことをすることにも意味があって、というメッセージが沁みます。

科学や数学のことはさっぱりですが、詳しい方が読むとまた違った感想が出てくるんだろうなあとも思います。
実際のところ、どこまでがリアルな話なのかはわかりません。

いろんな形の「家族」がありますが、家族への関心って、薄れていっているのかもしれないな、と思います。
血が繋がっているからなのか、大事だと思うものの、特に離れて暮らしている今、兄弟はほぼ連絡戻らないし、年に数回会うだけになりました。
一緒に暮らしていたのが嘘みたいに、希薄です。
そうしないと、この歳で独身だといろいろ言われてそろそろ耐えられない、というのもあるのですが。。

この作品のなかではびっくりするような「家族」の形も出てきましたが、現実でも悲しいニュースを見ると、子供が親元で無事に育つって、奇跡なんだなあと思います。




 

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