仕事との向き合い方

『新 コーチングが人を活かす』鈴木義幸

やっぱり、こういう仕事がしたいなあと思いました。

コーチ・エィという会社は、前回の転職の時、興味があり受けてみました。
確か書類で落ちた気がします…。

コーチングという言葉を最近耳にするようになり、昔の同僚がコーチングで独立したりしています。

基本的には1対1で、問いを通して学んでいくことから哲学のような要素もあると思います。

相手から自分の期待する答えを「引き出す」のではなく、「一緒に考える」という点が、自分がマネジメントする側になったら、いえ、相手が誰であろうと意識したいことですね。

ついつい管理職と部下に置き換えて考えてしまいがちなのですが、先日前職の上司と話をしていて、新卒入社の子に出会えてよかったというようなことを言われて喜んでいました。

それは私ももちろん否定しないのですが、新卒で社会の理不尽さを教わらなかったらどこで教わるんだ、という話をしていました。

優しすぎるのも問題で、私も個人的にこれまであった上司の中で唯一一度も怒らなかった人なので居心地はよかったです。

でも、居心地の良さを新卒で経験するとそこがこれからの基準になってしまうのが心配になりました。

(ちょうど、「大人の流儀」を読んだ後でした。。)

人としてどう接するべきかと、上司としての役割を分けて考えたいところです。
私は新卒の部下を持ったなら、そこも含めて教育するべきだと思います。

「なぜ」ではなく「なに」と問う

これは私も誰かに質問をするときになんとなく「なぜ」は偉そうな気がして、「なに」か事情が、理由が、と聞くようにしていました。
年も社歴も上の人しかいない環境なので、自然に気を遣えるのかもしれません。
遠慮しなくていい相手にはそこまで気を遣わないですからね。

不満→提案への転換

これはすごく大事だと思います。
まず不満を汲み上げることがとても大変なことで、いくつかステップに分けることができます。
1.不満を言ってもらえる関係づくり
2.不満を言ってもらえる会話の仕掛け
3.不満を素直に謙虚に受け止める
4.具体的な改善策を求める
5.改善策を自信を持って提案してもらう場づくり

哲学という言葉が何度も出てきます。
「人を動かす」も大好きな本で最初に書評をあげましたが、コーチングの哲学はそれと通じるものがあります。というより、「人を動かす」の根底にあるのがコーチングなんでしょうね。

職場のお姉さんが会社の営業管理ツールを1人で作ったのですが、前職で私はそういうSaaS商品を売る仕事をしていて安くても数百万はするものだったので、本当にすごいという話をしたところ、「自己肯定感が高まる」ととても喜んでいました。

話を聞くだけで相手はすっきりする

「こんなに話したのは初めて」「こんな相談を人にしたのは初めて」と良く言われます。

相槌がすべて、と言われるほど聞くことは大事で、私は新卒の時、初めて1人で客先に訪問しなければならない前日、上司に「頑張って話してきます」と言ったところ、「話さなくていい、聞いてこい」と言われたことがターニングポイントだったように思います。
(聞きすぎて不自然な沈黙になったりします…笑)

やっぱり瞑想?

そしてここでもまた、「瞑想」が出てきました。この後お風呂でやってこようと思います。

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