仕事との向き合い方

『ドラッカー5つの質問―――成功を収める企業とそうでない企業はどこが違うのか』山下 淳一郎




正解があるのは問題集だけ

そして経営には正解がないがゆえに、意思決定をしなければならない。

話が噛み合わなくて平行線を辿ることがよくあります。
3分前にもお互いが同じ主張をしていたな、という会話がグループ内で繰り広げられます。

この3分はなんだったのか、これからかける3分間も同じ3分間を過ごすのか。

そんなことを考えながら聞いています。

互いが、互いの主張を聞かずに自分の主張を繰り返していたらそうなるに決まっているのに。。

もっとドラッカー読まなきゃなあ、と思いました。
私は今は営業事務的な立ち位置ですが、将来的には営業戦略も考えて欲しい、と言われて採用されています。

期の途中で入社したので数字も持っていませんが、節々で、営業に対する期待感を感じます。

期待感というと聞こえがいいのですが、今の直属の上司が、それは営業にやってほしい、という発言をよくします。

最近気付いたのですが、どこまでを業務範囲とするかの線引きが必要な場面で、ここから先は管理職の仕事だと思いますけどどこまでを〇〇さん(平社員)がやるんですか?と投げかけたとき、彼は、とりあえず、「全部」と言います。

営業に求めることは数字に責任を持つことなのか、顧客とのやりとりの窓口なのか、ITの知識も必要なのか、という話になり、「全部」と言われました。

どちらも、一緒に話していた同じグループのお姉さんが「全部なんてことは、あり得ません!」と主張してくれているのですが、あまり積極的にやりすぎると本当に全部やらされそうだな、と思い、最近はブレーキをかけています。

社員のモチベーション管理に失敗しているいい例です。

でもまあ、どこかでちゃんと話はしなきゃですね。

その時のために、私はドラッカーをもっと勉強しなければ、と思いました。

日々の仕事をこなすだけだと事業は停滞する

そうですよね。

今、そうなっている気がします。

どうこなすか、の話はよくしますが、どうよくしていくか、などという話はあまりされません。
たまにするんですが、多分部長が諦めていて、「それは以前検討したんだけど、〜〜〜〜〜で〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜で、、」と話が長くなり脱線してよくわからなくなります。

長年その組織にいる人が突然この話題について考えるのは難しいですよね。

新入社員の役割というか、期待されていることの一つとして、新しい風を吹かせる、というのもあると思います。

5つの質問がある中で、全部に触れることができなかったけど、教訓となる具体的なエピソードも紹介されていて、納得の内容でした。

会社で、やりたいなあ。。。




 

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