知識

『面白いほどよくわかる! 哲学の本』秦野勝

哲学は知識ではない。哲学はすべてを問題とする反省の方法だ。

結論や知識を得ることが目的なのではなく、そこに行き着くまでの考え方や検証を方法を学ぶものである。

哲学者は患者である

これを見て安心しました。。
GW中、考えすぎて、そもそもなんでこんなに考えなければならないのだろう、と病みかけていました。職場の上司からも哲学者と言われるほど深く思考する習慣があるのですが、考えすぎるのが自分、と受け入れることで元気になりましたが、ありがたい一言です。

人は自ら人生を短くしている

読み進めていくと、哲学者の中には哲学的事業の一つとして自死した人もいたそうです。
お金と時間について、タイムイズマネーという言葉がありますが、時間とお金がイコールなんてありえない、という考え方もあります。
最近のビジネス書にも書いてあることですが、ドラッカーの本にも、「時間以外の資源はなんとかなる」というような記述があったりします。

お金を貸して
と言われたら断れるのに

ちょっと付き合って
と言われたら軽く了承してしまう、

これは時間<お金の意識がさせることだと思います。

昨日友達と会話していて、

社長にいろんな人から連絡がきて時間がない
と話したところ、

時間決めてやれば即レスしなくてもいい
と言われたそうです。

その友達はこれまで
電話がかかってきたら出なければならない、
急ぎと言われたら急がなくてはならない
という考えでやってきたそうで、

そうなんだ!と思ったと言っていました。

私の場合、急ぎと言われても
急ぎは私ではなくあなたの事情であって、これだけ時間がかかります、と基本的には言います。
(もちろん、そうでない時もあります。)

タスクが溜まっていて厳しい時は電話も後回しにします。

著名人の誰かが、2回かかってくるまで電話にはでない、と言っていたのを思い出しました。
ホリエモンは、電話をかけてくるやつとは仕事をしないとさえ言っています・・・。

人に時間を奪われるからだと言います。

問い合わせ対応も業務の一環ではありますが、
いつでも連絡でます!急ぎます!任せてください!が
必ずしもお客様のためにならないこともあります。

前の担当さんはよくやってくれたのに、、

とクレームになってしまうこともあります。

なのでお客様のためを思った時に
必ずしも要求に応えてあげることが最善ではないよね、という話でまとまりました。

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