小説

『純喫茶トルンカ』八木沢里志




居心地のいい喫茶店が舞台だからか、私もそんな場所を見つけたいな、と思いました。

今は自宅で紅茶を淹れて本を読む休日が最高に幸せですが、自宅以外でも落ち着ける場所ができたらいいなと。

自分を磨くって、前向きに生きている人なら少なからず努力をしていることだと思います。
憧れの人がいて、自分に似合わないとわかっていながらもその人と同じを身につけて、なんかおかしい、、となる経験をしたことがある人もいると思います。

そんな人間らしさがよく表れていておもしろかったです。

また、男女の恋愛、親子じゃないけど親子愛、お酒馴染みの友情(愛情?)も描かれていて、ああ、美しい心ってこういうものを言うんだなあ、とほんわかしました。

いや、ほんわかというよりも深いかもしれないですが、語彙力がなく・・・。

ちょっと涙ぐんでしまうような話もありました。

故人の話も出てきますが、本当に、生きていればどうとでもなると思います。

でもやっぱり最近事故が怖くて、身近なところで起きているわけではないのですが思いがけず、というか、3秒ずれていたらこうはならなかったのに、というのが事故なのだなと、不幸なニュースを見る度に考えてしまいます。

最近になってより意識するようになったのは小説の影響だったりするのですが。。

生きていればどうにでもなる一方、生き続けられるのは奇跡であると思うのですが、想いを伝えたい相手がなくなってしまっている事実を突きつけられた時にようやくそれを痛感する、というのが多くの人だと思います。

こんなことを書きながら地元にいる祖母から久しぶりにLINEがくるから、そりゃあ帰りたくもなりますよね。




 

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