生き方

『くまのプーさん 心にハチミツを 超訳『老子』『荘子』』講談社

かわいいタイトルですが、ビジネス書に分類されると思います。

老子と荘子を超訳したとのことです。

私は幼い頃、ディズニーをあまり観ていませんでした。
なので今でも、プーさんくらいしか知らず、なぜかプーさんはすごく好きです。
ただ、アニメは見たことがありません。
なんか、可愛くて好きなんです。
プーさんのハニーハントも好きです。そこで買えるはちみつの飴も大好きでした。

地元の図書館で心理学のコーナーを見ていた時、プーさんは哲学者であるという内容が書かれた本を見つけました。
ああそんなんだ、とその時は思ったのですが、
しばらくして横浜の本屋さんで哲学系のコーナーを見ていたときに、
一際目をひくこの本を見つけました。
手放せなくなって、そのままレジへ。

そんな衝動買いでした。

プーさんの物語を通して、哲学を学んでいく内容です。
中身は絵本のようになっていて、薄いのですぐ読めます。
物語と教えが並行して進んでいくのですが
この本からはプーさんが哲学者である、というより
プーさんの物語の背景に哲学がある
と読み取れる気がします。

硬い本ではないので、
寝る前に心を落ち着かせたいときなどに読みたい本です。

昨日、区役所に行きました。
証明写真を撮るために写真機で900円を払いたかったのですが、
1000円札も500円玉も使えなくなっていて、
100円玉が2枚しかなかった私は
ダメ元で近くにいた警備員さんに、なんとかなりませんかと聞いてみました。
100円玉をどこかで作ってくるしかないのかと...。

するとその警備員さん、
ポケットマネーから100円玉5枚あるよと言って差し出してくれたのです。

その行動、私は真似できるかなと考えてみたのですが、

あ、すぐに必要なら100円玉作ってくるしかないですね、すみません。

としかならないと思うのです。

自分なら助けられないと思いながら助けてもらうことを期待して声をかける自分も、
100%業務外なのに職員さん以上に親切な警備員さんも

きっと世の中の常識からしたら私の考えはマイナス方向で
警備員さんの優しさはプラス方向で...

なんて考えていると
自分の心の貧しさに悲しくなってしまいますが

朝一ですごくいい心に触れることができた喜びを感じました。

この経験を通じて、
自分がどう変われるか、ということが大事なのですが

あとで返してね、と言わずに
初対面の人間に小銭を差し出せる日がくるとはなかなか思えず。

でも書きながら思い出しましたが
『イエスマン』という映画で
とりあえずなんでもイエスという中で
お金貸してくれ、という人もいて、主人公は貸しました。

納得いかないながらも、行動だけは決めた方針に沿って。

そのことだけではなく、
心よりまず行動を、と繰り返していった結果
習慣になっていくというのはこれまた早起きにも共通するなあと思ったり。

お金の問題は難しいですが、
私は早起きを頑張ります。

今日はこのあとピアノの練習に出かけます。

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