来た時よりも美しく、残すものは感謝のみ
前半はいろんなところで目にしますが、後半は初めてみました。
とても美しい考え方だなと思います。
掃除に限ったことではなく、人との出会いにおいても、その人が自分と出会ったことで、出会う前よりもいい気分になってくれたら嬉しい、とも書かれていて、それはまさに私もそう思います。
読んでいて、すごく暖かい気持ちになれます。
著者は食の専門家で、台所の話を中心に、私たちが地球を大切にする上で少しの工夫でできることについて紹介されています。
特に「フードロス」については、私も考えなければならないなと思いました。
ついついスーパーで買い物をしすぎてしまい、野菜を使いきれずに腐らせてしまうことがあります。
最近は冷凍保存をするようになったので、そのような機会は減りましたが、それでもたまに、気づいた時には手遅れ、ということもあります。
これが、私一人の生活でもあと50年続いたらと考えると、物凄い量を廃棄することになります。
もし私が家族を持つようなことがあれば、その影響は2倍にも、4倍にもなり得ます。
一人暮らしでそもそものゴミの量が多くないから気を使わなくていい、ではなく、一人でコントロールしやすい今のうちにこのような問題に対する取り組みを習慣化していきたいと思いました。